昨日、友人のさよならライブでPAの手伝いをした。
PAのエンジニアをやった友達も初めての経験だったらしく、二人で四苦八苦しながら頑張ってみたものの、会場の設備がしょぼく、どれだけ頑張ってもどうにもならない部分が多々あった。
自分ではうまくできたのか分からないが、主催者から感謝の言葉をもらったので、それなりに良かったのだろう。


で、そのライブの主役だった友人はギタリストなのだが、腕は凄まじく、バークリーにいたときは数々の有名人と共演したそうだ。
自分がバークリーに来る直前に卒業したので、その場面は見たことはないのだが、たまに家でデュオをやると、その凄まじさに毎回驚かされる。
自分の知る限り、日本人では一番うまいギタリスト。
プロも合わせても話。
外国人も含めてもかなりトップクラスなのは間違いない。
どんな音楽でもさらっと弾きこなし(しかもただ弾けるのではなく、かなり高い完成度で弾く)、理論も抜群にできて、読譜も得意。
恐らくミュージシャンとしてほぼ完成されているが、本人はまだまだと、練習を続ける。
ミュージシャンの鑑のような人だ。
こういう人に会えると、バークリーに来てよかったと本当に思う。
彼のことなので、今後、成功するのは間違いないだろう。
何の心配もなく送り出せるが、少し寂しい気もする。
http://www.daisukekunita.com
興味がある人は上のリンクから彼のホームページに行って、音源を聴いてみることを薦める。
そのうちの一曲で自分がエンジニアリングをしたのだが、大変だったレコーディングも今ではいい思い出だ。